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示談にしたい
示談とは
示談とは、
金銭の交付等により、
被害について当事者間での話し合いにより納得がいく解決がされることをいいます。
被害の弁償金、場合によっては慰謝料等が加えて支払われ、
これにより被害者が加害者を許す、というものです。
なぜ示談をするのか
刑事手続きは、あくまで、国家機関が罪を犯した者の刑罰を定める、という手続きなので、当事者間で示談がされても、刑事手続きが終わるわけではなく、刑事罰を受ける可能性はあります。
しかし、示談がされているか、被害が回復されているか否かは、
刑罰を定めるにあたって極めて重要な要素となりますし、
起訴し刑事裁判にかけるか否か、といった判断にも極めて大きな影響を与えます。
示談の相場
犯行の態様や被害状況、その他様々な事情によって異なります。
示談を弁護士に頼む理由
通常、被害者の方は、感情的な問題等で加害者に会うのを拒みます。
また、加害者のご家族でも、同様です。
これでは、示談のテーブルにすらついてもらえません。
代理人としての弁護士であれば、
被害者の方も話だけは聞こうという気持ちになりやすいです。
また、当事者同士では、示談金額の相場もわからないので、なかなか示談が進展しないことが多いのですが、交渉のプロである弁護士であれば、迅速、円滑に手続きを進められます。
示談の時期
示談の成否は、
- 刑罰の重さ
- 執行猶予の可否
- 起訴するか否か
という判断にも大きな影響を与えます。
起訴するか否かの判断は、逮捕後、一定期間の制限期間内になされなければならないので、
示談にはスピードが必要です。
そのためには、弁護士による迅速、円滑な示談交渉が必須です。
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